マリの大好物 #2

ハンバーガーとピザ 〜 ゴム長靴と手ぬぐい

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マリは若い頃からずーっとお 気に入りの俳優さんがいました。
それは高倉健さん。

姿かたちの良さは勿論、演じる役が全て男らしくかっこいいので当然のことですが、それに加え、
年老いてからも役者としての身体作りや自己管理に関したエピソードなど聞くとその凄さに感心していました。

外人の俳優では、アンディ・ガルシアがお好みの顔や雰囲気だったようです。

ここ数年のお気に入りは、何と言ってもテレビドラマ「相棒」の「亀山」さん。
キャラクターとしての「亀山」が大好きでした。
『亀山って、ホント、カワイイね〜！』とよく番組を見ながら言っていました。
シリーズが変り亀山が去りもう相棒でなくなった時は本当に残念がっていました。

これらマリのお気に入りだった男性像と夫だった私とは似ても似つかないのが、今考えると何だったのかとあらためて思ってしまいます。まっ、いいか‥。

二人でレンタルビデオ屋に行くと彼女は必ず洋画コメディのコーナーでチェックします。

昔から、ダニー・デビート、エディ・マーフィー、トム・ハンクス、スティーブ・マーティンなどのコメディが大好きで、この部分では私も全く同じで、ふたり 大笑いして楽しんだものでした。

マリの好物で面白いなと思ったうちの一つに、NBA（アメリカのプロバスケットボール）の黒人選手の『肩から上腕にかけての筋肉』があります。

マリにはバスケのゲーム自体はどうでもいいのです。
私が大好でTV観戦していると、特にフリースローの場面になる時、画面いっぱいに大写しになる黒人選手を見て横からマリが言います。
「ああ、あの肩をカプッと噛み付きた〜い」
大男の黒光りしたその筋肉が、「噛み付きごころ」を刺激するそうです。

これもまた私にはどうにも叶えてあげられないものでした。

To Be Continued